※2018年7月西日本豪雨災害の影響により、白糸の滝までの道路が一部「通行止め」になっています(2022/7)
高さ約38m、幅約6mの垂直な滝で、さらに上流には高さ約7mの滝もあり、二段の滝となっています。滝つぼは広く、その周りには、滑石(かっせき)や小石が敷き詰められています。水は冷たくて、昔は暑い時期にこの水に浸かり、病気や痛みなどを治したそうです。また、滝の周りの青黒い岩石は「溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)」といい、その中に軽石が火山灰の中で押しつぶされてレンズ状となった岩片を見ることができます。二級峡を大滝と呼ぶのに対し、この滝は小滝と呼ばれ「藝藩通志(げいはんつうし)」という歴史書でも紹介されています。1967(昭和42)年に市の名勝に指定されました。